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先生が幼稚園の頃

Miyako先生が初めてピアノを弾いたのは5歳の時です。楽譜は「バイエル」です。

「バイエル」は誰もが知っている最もポピュラーな楽譜でドイツの作曲家です。

Ferdinand Beyerフェルディナント バイエルは1803年生まれの作曲家、ピアニスト、ピアノ教師でした。彼が練習曲として作曲したのをまとめたのが「バイエル」で1850年頃に初めて出版されたと言われています。

そして1880年(明治13年)に日本へ伝わりました。

 

Miyako先生、バイエルを始めた時はピアノが弾きたくて椅子には座ってみたものの、いざ弾こうとすると音は読めないし、知らない曲ばかりで全然楽しく無かった記憶しかありません。これがピアノなんだ、もっと楽しい曲を弾きたいな。先生、私が音読めないからいつも怒ってる。そんなレッスンが続きました。レッスンが楽しくなったのは音が読めるようになり、好きな曲が弾けるようになってからです。今思い返すと長い道のりでした。

だから私が教える立場になった時は、楽しくて、先生がいつもニコニコしていて一緒に歌いながらピアノが弾きたい。と願っていました。様々な楽譜を勉強し「ピアノひけるよ」にたどり着きました。

知っている曲を弾いて、ピアノは楽しいな、もっと弾きたいなと思ってもらえる事が一番です。

 

Miyako