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最初の練習曲

今年最初に練習した曲はバッハのアンナ・マグダレーナの練習帳です。

バッハが奥さんに書いた曲です。何となく、原点に戻りたくて最初から最後までざーっと弾いてみました。「メヌエット・ト長調」は発表会でも良く弾いているので聞いたことがあると思います。Miyako先生が本格的にピアノを習い始めたのは小学校4年生、その時に恩師の今岡先生に出会いました。

今岡先生の最初のレッスンでブルクミュラー25の練習曲「貴婦人の乗馬」を見てもらい、先生に「次はバッハ弾いてきてね~」とさらりと言われ、バッハて何?と思いながら4番のメヌエットを練習したのを覚えています。バッハを理解出来ていない私に、丁寧に1音いちおん教えてくれました。バッハは2声、3声と音を聞き分けたり、右手のメロディが左手に出てきたり、指先で弾いてみたりと、これからの基本となる素材がたくさん詰まっているのを改めて感じました。装飾音が難無く弾けたので、まだまだ弾けるぞーっと意気込んでいます。アンナ・マグダレーナが終了すると「インベンションとシンフォニア」に進みます。そろそろ春のお花が出始めましたね。なるべく、生花を飾るようにしています。

 

Miyako